" &image=ctgic; &style=stDetail1;2014/01/01 お知らせ&style;&br; &style=stDetail2;慶春&style;&br; &br; 明けましておめでとうございますクポ!&br;&br;今年も冒険者のみなさまのお世話に、我らMHMUは誠心誠意でつくす所存でありますクポ!&br;ところでショゾンって、どんな意味だったかな……クポ。&br;&br;そ、それはともかく、今年も東方の伝統にのっとって、&br;ヴァナ・ディールの各地を年神にあたる獣が練り歩いているらしいクポ。&br;&br;今年の年神は……アリコーン(Alicorn)!&br;&br;とっても珍しい生き物なので、&br;冒険者さんたちもきっと大勢《年神詣で》をするに違いないクポ。&br;&br;これは噂だけど、&br;《年神詣で》の冒険者を狙って、&br;ゴブリンたちが何か企んでいるらしいクポ!&br;&br;もしどこかで彼らにあったら、ちょっと注意してみるといいかも……クポね。&br;&br; &image=hr02;&br; 謹んで新春のお慶びを申し上げます。&br;&br;本年も、11周年を盛り上げるイベントが目白押しです。&br;新春早々いろいろな催しがありますし、バージョンアップでコンテンツの&br;追加も予定してますので、ぜひお楽しみください。&br;&br;少ない時間でも、ひとりの時でも、冒険者の皆様が楽しんで過ごせるよう、&br;開発、運営共に力を合わせてヴァナ・ディールを築いていきます。&br;&br;それでは、本年もよろしくお願いいたします。&br;開発・運営一同&image=im00;&br; &image=im00;&image=11453_1.png; Illustration : Mitsuhiro Arita&image=im00;&br; &image=hr02;&br; 「ありこーん?」&br;「ソウ。ソイツ、ツノある。走る。かたまって走ってる。どこかに向かってた」&br;ファブリニクス(Fablinix)が答えた。&br;&br;その答えに、広場にいた大勢のゴブリンたちは、なるほど、と納得した。&br;今年も《年神》役の獣たちが現れたらしい。&br;&br;ゴブリンたちには良くわからない風習なのだが、&br;東のほうにすむ人間たちは、年ごとに崇める獣をきめていて、それを《年神》と呼ぶそうだ。&br;&br;《年神》は、オメメイタイ……オメデタイ、だったか? ものらしい。&br;年が明けると、《年神》にあたる獣に冒険者たちは会いに行く。&br;会えれば、その年はオメデタクなるそうだ。&br;&br;モチロン、毎年そんなツゴウよく《年神》、いるわけない。&br;ダレかがヨウイしてる。&br;それがダレかはゴブリンたちは知らなかったけれど。&br;&br;ファブリニクスが言う。&br;「コレ、すごいチャンス。オレたちももうける、できる……かもしれない」&br;「もうけ?」&br;「ソウ。オレたち、オトシダマもらえるかもしれない」&br;&br;ゴブリンたちの視線がいっせいにファブリニクスに集まった。&br;それほど重要な言葉だったのだ。&br;オトシダマ!&br;人間たちが集めているという、金儲けのためのビッグアイテム──だ、たぶん。&br;&br;「ダガ、どうやって手に入れる?」&br;集まりの中でもっとも年老いた──長老ゴブリンがファブリニクスに問うた。&br;ファブリニクスが答える。&br;「オレたち、人間とコウショウする。&br;オレたちのワザ、人間たち、きっと欲しがる」&br;「ワザ? どんなワザだ」&br;「オレたち、家具作りなおす、できる。&br;オトシダマと交換。&br;ソレ、約束してやる」&br;&br;ファブリニクスは自分のサクセンを詳しく語った。&br;ゴブリンの長老は、旅によって知恵をつけたファブリニクスを信じた。&br;&br;「ヨシ、オマエが指揮シロ」&br;ファブリニクスは、びっくりしてぴょんとその場で跳びあがった。&br;「オレ!?」&br;「オマエが言い出した。やる。やれ」&br;&br;そして、その場にいた若いゴブリンたちにも命じた。&br;「オマエたちも、手伝う。手伝え」&br;「……おう!」&br;「わかった!」&image=im00;&br; &image=hr03;&br; 若いゴブリンたちはその場に2人いた。&br;彼らは、ファブリニクスとともに、《年神》の近くで冒険者たちを待つことになった。&br;&br;長老ゴブリンが、彼らに改めて役職を与える。&br;「この仕事、してる間は、オマエたちは《新年を迎えるもの》(Year-ringer)と名乗る。名乗れ」&br;「わかった。オレたち、今から《新年を迎えるもの》(Year-ringer)、ナノる」&br;「ヤクショクついた。オレ、初めて! ウレしい」&br;&br;このような経緯で、ファブリニクスと若いゴブリンたちは旅立った。&br;「オレたち、まず、《年神》からサガす」&br;ファブリニクスが宣言し、若いゴブリンたちが頷いた。&br;彼らは、ふたつの大陸を歩き回り、南から北までくまなく探した。&br;長い旅だったが、彼らは忍耐強かった。&br;そうして年の終わりの日の真夜中に遂に見つけたのだ。&br;&br;「いた! アレダ、マチガイナイゾ!」&br;ファブリニクスたちは、見つけた《年神》にそっと近寄り、&br;付かず離れずで追いかけ始めた。&br;このまま年が明け、冒険者たちが集まってくるのを待っていなければならない。&br;&br;ゆっくりと朝日があがってきた。&br;新しい年の、&br;新しい太陽だった。&br;ゴブリンたちは、まぶしさに目を細めた。&br;&br;それから、振り返って気付く。&br;太陽の反対の方角から小さな影がいっぱいやってくる。&br;大きくて尻尾のあるもの、すらりとして首が長いもの、細くて長い尻尾のあるもの、&br;とびきり小さいものも、そのいずれにも当てはまらないやつもいる。&br;人間たちだ。&br;&br;ゴブリンたちの目がキラリと光った。&br;これから、人間たち相手にコウショウが始まるのだ。&br;忙しくなりそうだった。&br;だが、望むところだ。&br;&br;そう──。&br;ゴブリンたちは商売がダイスキだった。&br;自分たちが儲けられると信じている限りは。&image=im00;&br; &image=hr03;&br; Story : Miyabi Hasegawa&image=im00;&br; &image=hr02;&br; &li=ng01;開催期間&li;&br; 2014年1月1日(水)0:00頃 〜 2014年1月14日(火)17:00頃&image=im00;&br; &image=hr03;&br; &li=ng01;イベント内容&li;&br; イベント期間中、下記のエリアに複数のNPCが出現します。&br;特定のNPCにアイテムをトレードすると魔法効果やアイテムなどを得ることができます。&image=im00;&br; &image=hr03;&br; &li=ng01;アイテムを受け取るNPCとエリア&li;&br; NPC:Jubilant Alicorn&br;エリア:&br;西ロンフォール/東ロンフォール/ラテーヌ高原/バルクルム砂丘/ジャグナー森林/バタリア丘陵/北グスタベルグ/南グスタベルグ/コンシュタット高地/パシュハウ沼/ロランベリー耕地/ボスディン氷河/西アルテパ砂漠/東アルテパ砂漠/西サルタバルタ/東サルタバルタ/タロンギ大峡谷/ブブリム半島/メリファト山地/ソロムグ原野/聖地ジ・タ/ユタンガ大森林/ヨアトル大森林/クフィム島&br;&br;NPC:Fablinix/Goblin Year-ringer&br;エリア:ザルカバード&image=im00;&br; "