" &image=ctgic; &style=stDetail1;2009/10/09 お知らせ&style;&br; &style=stDetail2;ハロウィン 〜悪霊の振りをした男〜&style;&br; &br; まもなくサンドリア、バストゥーク、ウィンダスの各街では、恒例のハロウィンが開催されます! また、街の周辺では仮装行列に紛れて街に入ろうとしている本物のモンスターを撃退するため、モーグリたちが準備を進めています。&br;&br;モーグリたちによると、モンスター退治に協力してくれた冒険者の皆さんには、魔除けの効果があると信じられているかぼちゃのランタンを用意しているとのこと。普通のかぼちゃをくりぬき中に蝋燭を入れただけのランタンに、なぜ魔除けの効果があると信じられるようになったのか……? そこにはウィンダスに伝わる恋物語が関係しているようなのです。&br;&br; &image=hr02;&br; ウィンダスの都に伝えられる、今は昔の恋物語。&br;&br;都の東に住むタルタルの少年と西に住むタルタルの少女が恋をした。&br;将来を誓いあったふたりは、お互いの両親を紹介することになった。&br;水の区のレストランで待ちあわせた両家だが、相手の顔を見るや親たちは顔色を変えて互いに罵りはじめた。よくよく話を聞いてみれば、両家は昔お隣同士だったが、あるきっかけを元に仲が悪くなり、「顔も見たくない」と都の正反対のところに引っ越してしまったのだという。&br;少年の家族は都の東に。&br;少女の家族は都の西に。&br;交際どころか、会うことさえ禁じられてしまったタルタルの恋人同士は、街中では顔を合わせることもできなくなり、サルタバルタの平原で毎夜こっそりと逢瀬を続けることになった。&br;「いつかはわかってもらえるわ」&br;少女はそう言って少年を励まし、彼は彼女を都の西門まで送ってから、東の家までひとり帰るという日々が続いた。&br;秋の、とある日のこと。虫の音がひときわやかましく鳴いていた夜。&br;風が強くて、その夜は松明を灯してもすぐに消えてしまった。さすがに夜は明かりもなしでは歩けない。ランタンを使えばいいのだが、そういえば割ってしまったばかり。新しいものを買い求めることはできるけれど、何故そんなものを買ったの、と親に問いかけられたらどうしよう。&br;困り果てた少年が、ふと目にしたのは、採れたてのかぼちゃだった。そういえば、明日から始まる秋の祭りでは、かぼちゃをくり貫いて大きな顔を作るという風習があって、それはこの季節になると、どこの軒先でも吊るされたりするものだが……。&br;くり貫いた中に蝋燭を立てたら、ランタンの代わりになるんじゃないかな?&br;こうして作ったかぼちゃのランタンを持ち、少年は、サルタバルタの平原を歩いた。&br;だが、あと少しで待ちあわせの場所というところで、彼は恐ろしいものを目にしたのだ。&br;都を目掛けてやってくる悪霊たちの行進。スケルトン、ゴースト、ホーントにワイト……。&br;見つかるまいと、逢瀬の度に使ってボロボロになっていたマントの前を掻き合わせ、手足を縮めて木のうろにもぐりこみ、ランタンの明かりを消した。だが──夜は寒く。&br;「はっくしょん!」&br;くしゃみの音に向きを変え、ぞろぞろと近付いてきた悪霊たちが、うろの中のタルタルの少年に口々に問いかけてきた。&br;「誰ぞ?」「そこにいるは誰ぞ?」「ひとのニオイがする……。おまえは我々の仲間か、否か?」&br;絶体絶命だった。少年はとっさに思いついた。かぼちゃのランタンに火を灯し、マントを頭からかぶってその上にランタンを乗せてから、応えた。&br;「仲間だよ!」&br;うろから出てきた少年の姿は、奇怪なかぼちゃ頭をゆらゆらと揺らし、破れたマントを羽織ったヒュームほどの背丈の怪物に見えた。&br;悪霊たちは納得し、彼の前から立ち去ったのだ。&image=im00;&br; その話が広まると、聖都ではくり貫いたかぼちゃ頭の中に蝋燭を立てたランタンが、単なる飾りとしてではなく、魔除けのために軒先に吊るされることになったのだという。&br;&br;さて──難を逃れた少年は、そのあと少女の元に辿りついたのだが、うっかりとかぼちゃを頭に乗せたままだったから、彼を見た少女は驚いて気を失ってしまった。&br;しかたなく少年は彼女を背負って都へと帰り、ふたりの逢引はばれてしまった。&br;けれども、ふたりが危険を冒してまで逢瀬を重ねていたことを知った両親は、そのタルタル族らしからぬ行為に驚き、心動かされ、同じことを続けて悪霊に連れ去られるよりは、とふたりの仲を許すことにしたという。&br;今は昔の、秋の祭りの小さな恋の物語。&image=im00;&br; &image=im00;&image=4930_2.png; Story : Miyabi Hasegawa&br;Illustration : Mitsuhiro Arita&image=im00;&br; &image=hr02;&br; &li=ng01;開催期間&li;&br; 本イベントは2009年10月16日(金)17:00頃より、11月2日(月)17:00頃までを予定しています。&image=im00;&br; &image=hr03;&br; &li=ng01;モーグリに協力しよう!&li;&br; ハロウィンの仮装行列に紛れて街に入ろうとしているモンスターがいるようです。モーグリたちは報酬を用意して、モンスター退治に協力してくれる冒険者を待っています。まずは、以下の場所にいるモーグリから話を聞いてみましょう。 &br;&br;西ロンフォール(I-6)/東ロンフォール(G-6) &br;北グスタベルグ(L-8)/南グスタベルグ(J-7) &br;西サルタバルタ(J-8)/東サルタバルタ(G-11)&image=im00;&br; &image=hr03;&br; &li=ng01;仮装行列のおばけや獣人に「おやつ」を渡そう!&li;&br; 各国の住民たちは、今回のハロウィンでも冒険者の皆さんを驚かすために、おばけや獣人の仮装をして街を練り歩くようです。&br;以下のエリアで彼らに「おやつ」を手渡すと、皆さんも仮装できるようになります。また、運がよければハロウィンでおなじみのスペシャルアイテムが手に入るかもしれません!&br;&br;南サンドリア/北サンドリア&br;バストゥーク鉱山区/バストゥーク商業区&br;ウィンダス水の区/ウィンダス森の区&br;&style=Tr15;※「おやつ」は、主に料理のスィーツ類です。&br;ただし、スィーツの中にもNPCにトレードできないものがあります。&style;&image=im00;&br; &image=hr03;&br; &li=ng01;仮装をもっと楽しもう!&li;&br; ハロウィンの開催期間中、各国の会場にはボムの飾り付けが設置されます。特定の仮装をした2人がパーティを組んで、この飾り付けに近づくと、何か良いことが起こるようです。&image=im00;&br; &image=hr03;&br; &li=ng01;交霊祭に参加しよう!&li;&br; 今回も、西方のエクソシストによる「交霊祭」が行われるようです。以下の場所にいるエクソシストから、詳しい話を聞いてみましょう。&br;&br;北サンドリア    (D-8) のGertrude&br;バストゥーク商業区 (G-8) のBrian&br;ウィンダス水の区  (F-5) のRoger&br;&style=Tr15;※エクソシストからの依頼を達成した場合、ヴァナ・ディール時間で1日が経過していないと再度依頼を受けることができません。&style;&image=im00;&br; &image=hr03;&br; &li=ng01;特設店で買い物をしよう!&li;&br; 以下の場所には特設店が設置され、ハロウィンにちなんだアイテムが販売されます。交霊祭で手に入れたアイテムを装備して特設店のモーグリに話しかけると……?&br;&br;ジュノ上層(G-7)&br;&style=Tr15;※2009年10月16日 21:00に、特設店の場所に関する記載を修正いたしました。&style;&image=im00;&br; "