" &image=ctgic; &style=stDetail1;2006/06/19 読み物&style;&br; &style=stDetail2;チョコボについて&style;&br; &br; 今回は、チョコボの知られざる生態についてご紹介いたします。&br;さらに前回に引き続きチョコボ育成の最新情報もお伝えいたします。&br;&br; &li=ng01;チョコボとは?&li;&br; 強靭な長い脚と硬く鋭い嘴を特徴とする、草食性の大型鳥。走力に優れ、ヴァナ・ディールの人々のもっともポピュラーな家畜であり、乗り物でもある。小型の翼は空を飛ぶ力こそ失っているものの、バランサーやエアブレーキの役割を果たしているようだ。&br;&br;元々ラテーヌ高原を主な生息地とする野鳥で、かつては草原を疾走する野生チョコボの群れを見ることもできたと云われる。しかし、家畜としての需要が増すにつれ、野生チョコボも乱獲されてしまったため、個体数が著しく減少。今では、野生種の姿は絶えて久しい。&br;&br;冒険者にも、チョコボは乗用としてなじみ深い動物だ。&br;だが、彼らの中には「好物であるギサールの野菜を見つけると、埋めて保存しようとする」チョコボの習性を応用して、地中に隠された宝を探すため、利用している知恵者もいるようだ。&image=im00;&br; &image=im00;&image=537_1.png; &image=im00;&br; &li=ng01;チョコボと人間&li;&br; &image=im00;&image=537_4.png; 殊にエルヴァーン族との関係は古く、すでに有史以前より耕作や車牽き、狩猟のために飼育されていたようだ。 &br;&br;やがて、裸チョコボに跨るだけの騎乗法に代わって、「手綱」や「鞍」等の乗鳥具を使用する簡便な騎乗法が発明されると、交易商人の長旅の足として、また戦局を決する高速兵科「騎士」の乗り物として、チョコボは急速に普及。品種改良を加えられながら、世界各地に広まっていった。 &br;&br;昨今では、かつて村祭りで行われていた競鳥の国際競技化に、熱い視線が注がれている。&image=im00;&br; &li=ng01;チョコボの主な品種&li;&br; デストリア種〔Destrier〕&br;騎士の乗鳥として甲冑の重量やチャージの衝撃に耐えられるよう、サンドリアで改良された品種。巨大な漆黒の鳥体と太くて頑丈な脚が特徴。騎乗槍試合の衰退と飛び道具の発達によって騎乗による戦闘が行われなくなると、より足の速いコーサー種に主役の座を譲り、姿を消した。現在では純粋なデストリア種を見ることはできないが、稀に生まれる黒いチョコボには、その古き栄光の血統が受け継がれているのかもしれない。&br;&br;コーサー種〔Courser〕&br;サンドリア領で一般的に飼育されている大型種。スマートな鳥体と長くしなやかな脚を特徴とする。元々は斥候用に高速走行を追求して品種改良された種だったが、戦術の変化にともない、一般に普及した。ごく稀に赤色の個体が生まれる。&br;&br;ポールフリー種〔Palfrey〕&br;砂漠地帯の乾燥した空気や強い直射日光にも耐えるように品種改良された中型種。主にバストゥーク領やゼプウェル島で飼育されている。比較的穏やかな性格のため、乗鳥の苦手な者でも御し易い。黄と青の個体が知られている。&br;&br;ジェニット種〔Jennet〕&br;タルタル族でも自在に操れるよう、魔法で小型に改良された種。他の品種に比べると脚は短いが、主たる騎乗者タルタル同様に、軽快で小回りのきく走りを特長としている。かつて、南方のミスラの要求によって森林地帯で目立たないよう魔法で体色を緑に変えられた個体も存在したようだ。&br;&br;ラウンシー種〔Rounsey〕&br;冒険者の増加により現在もっともチョコボが利用されている街のひとつ、ジュノで主に飼育されている中型種。著名な調教師ブルートゥスの一族によって、長年にわたる野生チョコボとの交配の結果作り出された種であるため、やや気性は荒いものの長旅に耐える粘り強い体力と頑健な足腰を特長としている。&image=im00;&br; &image=im00;&image=537_6.png; Illustration by Mitsuhiro Arita&image=im00;&br; "